永瀬廉くんと髙橋海人くんが「れんかい」になるまで

メンバーとの関係性について、という話題はアイドルの雑誌インタビューではよく取り上げられます。

先日発売のsteadyでは、海人くんと永瀬くんがお互いに向けてこんなコメントをしています。

廉は、ソウルメイト。ほとんど同い年だから何でも話せるし、自分が弱っているときに連絡したくなるのは、やっぱり廉。

――steady. 2021年6月号

メンバーの中で一番、俺が自分のことを話すのは海人。彼は悩んでいることが多いから、たまにふたりで集まって、俺も近況を報告する感じ。集まる場所は決まっているから、近いうちに行きたいね。

――steady. 2021年6月号

少し前だと、BARFOUTで海人くんがこんな話もしていました。

(この人には自分の気持ちがすぐ見破られてしまうような人はいますか?)廉かな。メンバーみんなそうなんですけど、その中でも廉には敏感に気づかれるという時もあるし、あっ、気づいてくれたという時もあるし。基本的には顔に出したくないなと思うんですけど、どうしても出てしまっている時は大体、廉が気づきます。そういう時は声を掛けてくれるんですよね。

――BARFOUT! 2020年11月号

海人くんは以前から相談相手に永瀬くんを挙げることが多くあり、永瀬くんのことを双子の兄に例えたり、ほとんど年齢が変わらない相手であることもよく口にしています。

ジュニア時代からの長い付き合いの中で信頼関係が築き上げられてきたのでしょうが、ふと、いつからこんな風に話すようになったんだっけ、と思い。

一応私自身ジュニア時代からのファンで、れんかいの双子みたいなところが可愛くて好きだなと思いながら応援してきましたが、なんだか2人は気がつけばこんな感じだったような気もして。

昔のことをある程度覚えているうちに、2人が今現在の関係を築く過程を振り返られる範囲で振り返っておきたいと思い、このブログを書いています。

私個人の見解も多分に含んではいますが、基本的には過去のインタビューをもとに構成しているので昔はこんな感じだったんだな、と思いながら読んでもらえると嬉しいです。

(※出会った頃から振り返っていますが私がリアルタイムで知っているのは2015〜なので、それ以前についてはインタビュー記事等から受けた印象だけで書いています。記事の内容全体が雑誌等のインタビューをもとに私個人が感じたことを書いているだけですが、2015以前のコメントは特に話半分で読んでください)

 

出会いの話

出会った頃のエピソードは色んなところで語られていますが、写真集で話されていたものが特に具体的でしょうか。

永瀬:俺は『ジャニーズ・ワールド』のリハ(2013年)で、海人と初めて会ったはず。

海人:廉との初対面の瞬間、覚えてるよ。

永瀬:何? 何?

海人:たしか、紫耀と廉が通信ゲームやってた。

平野:あー、そうだ。

海人:「何やってるの? これ、おもしろいの?」って聞いて、俺もそのゲームをやり始めたんだもん。

平野:そう。「(海人のモノマネで)カイもやりたい!」って急に入ってきて。

海人:あはははは。その声!

永瀬:そうや!なつかしい。昔は紫耀とゲームしてたわ。海人は、すっごい話しかけてくるから、人なつっこいコだなーって思った。

平野:たしかに、すげー話しかけてきたよね。なんなら、前から友だちでしたよね感を出してくるの。

永瀬:それ、厚かましいってことじゃない?

平野:わざと遠回しに言ったのに…(笑)。

海人:ちょっと~。俺、廉は”関西の人が来たー”って思ってたけど、紫耀に関しては、関西弁をあんまり使ってなかったから、”どこのヤツだ?”って思ってた。

――DREAM KINGDOM(2016/8/31発売)

どのエピソードにも言えることですがその時々で話していることが少しずつ違ったりするので、とりあえず実際の文面を列挙していきます。

古いものだと2014年にこんな話もしています。

髙橋:廉と紫耀と初めて会ったのは、去年の「ジャニーズ トニトニ ワールド」のときだよね。ボクが踊ってたら、突然横からふたりが入ってきて、いっしょにダンスしたの。

永瀬:そうやった! ボクも、見学のつもりで見に行ったら、急に出ることになって。

平野:突然やったからビックリしたよね。

永瀬:その瞬間が、ボクら3人の出会い。題名をつけるとしたら、「第1話・出会い」やな。

髙橋:あのときさ、紫耀はスッと入ってきたけど、廉はめっちゃ緊張してたよね。

永瀬:そら、するよ~! 紫耀は東京Jr.に知り合いがおったけど、ボクは初めての人がいっぱいおって…雰囲気に飲み込まれてた。

平野:わかる。初めて東京の稽古場に入るときとかも、最初はアウェイ感があるよね。

髙橋:そうなの?

平野:なんかね、”関西Jr.のコが来たぜ!”っていうみんなの視線を感じる。

永瀬:そう、すごい感じた! 人見知りのボクからすると、めっちゃニガテな場所。ここで「第2話・苦労」!

平野:はやっ!

髙橋:ちょっと待って、待って~(笑)。まだ1話の出会いの続きがあるよ。ボクは、関西Jr.って聞いたから、フレンドリーなコが来るのかなと思ったの。なのに、廉が怒ってて。

永瀬:怒ってない(笑)。緊張しててんて!

(中略)

髙橋:でも、初めて会ったあと、けっこうすぐ仲よくなったよね。第4話、友との…

永瀬:もうムリや、物語形式やめよ(笑)。

平野:最初は、カイからしゃべりかけてきてくれたよね。ボクと廉がゲームしてたら、「ボクもやりたいなぁ」って。通信できるゲームだったから、そのとき連絡先を交換してんな。

髙橋:関西と東京って遠いじゃん? でも、ふたりと仲良くなることで、”遠くはなれててもつながってるからね感”がほしくて。

永瀬:アハハハ! それ第4話にする?

髙橋:第4話・遠くてもいっしょだよ!

永瀬:ちょっと変わったやん、さっきと(笑)。

平野:ウフフフ。タイトル的には、もう最終話に近いよね、これ。

髙橋:紫耀は、最初からフレンドリーオーラが出てたけど、廉はクールな人だと思ってた。

永瀬:緊張してて、しゃべらんかっただけやけどな。ボク、よう話しかけるなオーラが出てるって言われるねん。

平野:でも、ボクが廉と最初に会ったときは、めっちゃ話しかけてくれたやん。

永瀬:あのときは、まわりに関西Jr.のコがいっぱいおったから。単独はムリやねん(笑)。

髙橋:しかも、ちょっと仲よくなったと思ったら、1週間会わないだけでまたそっけない感じに戻っちゃうの。

永瀬:そやねん。ひさびさに会うと緊張して、またよそよそしい感じになってしまうねん。

――Duet 2014年9月号

今でも時々言われていますが、当時の永瀬くんは人見知りだったので知り合ってすぐに打ち解けたわけではないようです。

でも個人的に印象的なのが、15-16のジャニワパンフレットで話していた永瀬くんが海人くんをコンビニに誘った話。

当時はみんな、人見知りしていて、全然話さなかったなぁ。あとから聞いたところによると、廉が必死に勇気を出して、僕のことをコンビニに誘ってくれたらしいです(笑)

――2015-2016ジャニーズワールドパンフレット

前述のエピソードと併せて考えると、永瀬くんは東京のジュニアに知り合いがいなかったので唯一関わりのあった海人くんを誘ったんでしょうか。(永瀬くんが誰かを誘ってコンビニに行く話は、2015年の少クラで神宮寺くんもしていました)

その時々で話していることは少しずつ違いますが、トニトニで知り合い交流が始まったことがわかります。

 

喧嘩の話

基本的に時系列に沿って振り返っていきますが、これは時期を跨いだ話題なのでピックアップします。

これも今でも(最近では2021/1/8放送の少クラとか)時々話題に上りますが、れんかいは昔めちゃくちゃ喧嘩していました。

少クラで永瀬くんもドリボの頃、と言っていましたし2014年ごろが喧嘩のピークだったみたいですが、それ以降でもたまに喧嘩をしている話は出てきます。

髙橋:廉と僕って、出会ったころは言い合いばっかりしてたけど、廉の自己中が治ったから最近はケンカをしなくなったね。

永瀬:えっ! ほめられてんのかけなされてんのかわからへん。

髙橋:前は口ゲンカばっかだったじゃん。

永瀬:何が原因とかじゃなく、小さいことで言い合ってたなぁ。どっちも謝らない性格やしな。

髙橋:そうそう。いつも自然撲滅(!?)してた

永瀬:自然消滅のこと言いたいん? 意味違うけどな(笑)。

髙橋:自然に仲直りしてたってこと!

――ポポロ 2015年4月号

海人:出会って最初のころは、よくくだらないことでケンカしたりしたなぁ。オレが髪の毛につけるワックスを持っていかないで人のばっかり借りてるってことが原因とかで。

――Wink UP 2015年12月号

廉:海人とは東京に来てから知り合って。最初の頃、海人とは喧嘩ばっかしてたよね。

海人:アイスの取り合いとかね。

紫耀:それを僕は「あ、またなんかやってるわ」と(笑)。

海人:放牧状態。

紫耀:僕は眠りを妨げられたくないんで、シャットアウト(笑)。

――GINZA 2017年11月号

平野:廉と海人はたまにどうでもいいようなことでモメてるイメージがある。

永瀬:うっとうしい絡み方をされて「なんやねん」ってなることはあるね。バトルっていうより兄弟ゲンカみたいなもんかな。

海人:バッチバチだよね?

永瀬:全然(笑)。

――POTATO 2016年6月号

廉とはしょっちゅうケンカしてるな。昨日もしたもん。野球大会の練習でふたりでキャッチボールしてたんだけど、オレがけっこうな方向音痴なわけさ。そしたら廉が「おまえ、ちゃんとコントロールしろや!って言ってきてさ。オレが「廉のほうこそ、しっかり捕れよ!」って言い返したら「そりゃねーべ!」って口ゲンカがスタート。でも10分で仲直りしたけどね。

――Wink UP 2016年6月号

(海人は)かわいいっちゃあかわいいねんけど、口ゲンカもようするよ。でも、最長で24時間が限界。ほんまに、実際の弟よりも弟みたいな感じやねん。っていうか、実際の弟のほうが、よっぽど手がかからへんわ(笑)。

――Wink UP 2016年6月号

2人や平野くんの話しぶりからしてなかなかの頻度で喧嘩していたようですが、2人ともよく「昔は喧嘩していた」というエピソードを口にするので(ここに挙げきれないくらいしょっちゅう言ってます)そんな時期があったからこそ、今はなんでも話しやすい関係になっているのかもしれません。

 

DREAM BOYSでの話

出会ってから半年ほど経った頃、ドリボの稽古時期に初めて2人でご飯を食べに行ったという話題が出てきます。

海人:そういえばこの間、稽古をがんばるために、廉と焼き肉を食べに行ったよ! おなかいっぱい♪

永瀬:カイとふたりなんは初めてやったわ。

平野:え~。俺も行きたかったー!

海人:だって紫耀は「用事がある」って言ってたから。

平野:そうやけど…。先に焼き肉の計画を知ってたら、俺も行ったし!

永瀬:いやー、うまかったわ! もくもくと食べたよ。

海人:え~? でも、廉はお肉4、5枚でアウトー!だったじゃん。

永瀬:いやいや、さすがにもうちょっと食べたわ。

海人:あと、カイの分のごはんまで食べてた!

永瀬:そうやねん! 俺は、肉1に対して、ごはんを4とか5で食べるからな。しかもデザートにパフェも頼んだ。別腹や♪

海人:カイのデザートは、おいしいタンだったよ♡

永瀬:それはデザートって言わんけどな。紫耀にも楽しい雰囲気が伝わるように、写真送ったった! 肉のみのパターンと、カイと俺のツーショット♪

平野:ツーショットのほうが圧倒的に多かったけどな。

――Myojo 2014年10月号

れんかいはよく2人でご飯に行っていますが、これが始まりだったようです。

そしてドリボ絡みで他に印象的なのが、海人くんが千秋楽で泣いてしまった話。

初めて役をもらえた舞台「DREAM BOYS」は楽しかった! 途中で廉がケガしてバク転ができなくなったけど、千秋楽で成功させたのを見て泣いちゃいました。

――?(2015年始)

知らない人が多い状況で舞台をやりきったのが初めてで、千秋楽はKING3人で楽屋でめっちゃ泣いたの。特にオレと廉ね!

――Wink UP 2016年9月号

海人:俺は「THE DREAM BOYS」を推したかな。やっぱり俺と紫耀と廉の3人でひとつ何かを乗り越えた作品っていうのが2014年の「DREAM BOYS」だから、すごく思い入れがある。すごく大変だったけど、千秋楽が終わって廉と一緒に泣いたの覚えてるんだよね。で、紫耀に「なんでお前ら泣いてんの」って言われたのがずっと頭の中に残ってる。

平野:え、俺そんなこと言った?

海人:覚えてないの~?

平野:うん。全く覚えてない(笑)。俺は舞台で泣いたことはないしな~。

海人:紫耀はそうだよね。でも俺と廉はホントに感極まってたからさ。

――月刊TVnavi 2019年7月号

ドリボ後の雑誌ではこんな話もしています。

(永瀬について)真面目! 舞台で毎日、2人でシャワールームで反省会してた

――週刊ザテレビジョン 2015No.18

(ここでの「舞台」がドリボのことかは定かではありません。その後にあった新春ジャニワの可能性もあります) 

2013年末(2014年頭?)にトニトニで出会い、それ以降は後々Mr.KINGになる3人で括られることが多くなっていたみたいですが、一緒にやった大きな仕事は現7 MEN 侍の中村嶺亜くんも一緒だったSexy Ageクリエ(公演期間は数日)くらいで、海人くんも話している通り3人で長期間同じ仕事に臨んだのはこれが初めてだったのでしょう。

この辺りから仲間として色々な話をすることが増えてきたんじゃないかな、と思っています。

また、後々海人くんは「記念日」というテーマでこんな話もしています。

(廉との記念日)4年前の「DREAM BOYS」の前後と公演中は、楽屋の縄張り争いとか、そういうちっちゃいガキみたいなことばっかりで廉とめちゃくちゃケンカしてて(笑)。公演が終わったらそれが自然になくなって、"お互いを支え合おう"ってなったから、その日はお互いを認め合った記念日。たぶん大変だった舞台を一緒に乗り越えたからだと思う。

――TVガイド2018年10月12日号

クリエの頃から何人かで一緒に遊びに行ったりはしていたようですが、やはりこのドリボがひとつのターニングポイントな気がします。

 

2015年の話

2015年になるとMr.King vs Mr.Princeが結成され、2人は正式にユニットメンバーとなります。

この頃、メンバー間の相関図でれんかいはお互いのことをこんな風に言っています。

(海人→永瀬)話しやすくて、頼れる存在。MCでもボケとか頼りっぱなし!

(永瀬→海人)前はふたりでイジられキャラだった仲。信頼し合ってる。

――Myojo 2015年11月号

舞台を乗り越えたからなのか、信頼というワードが出てくるようになっています。

対談ではよく電話で慰められている、という話もしていました。

海人:ちょくちょく電話するよね、お互いに。

永瀬:せやな。

海人:仕事のことも遊びのことも、何でも話すな。

永瀬:女の子のことも話すよな。そういう年頃やから(笑)。

海人:好きなタイプとかな。でもね、俺暗いから、いつも廉にめっちゃ慰めまくられてるよね?

永瀬:そう? あんまり記憶にないけど(笑)。まぁ確かに、海人はすぐ落ち込んじゃうから。でもそれは俺も一緒。気持ちは分かるから、共感し合えるっていうか。

――TVガイドPLUS vol.20(2015/10/2発売)

恐らくここで初めて出た「海人はすぐ落ち込んじゃう」という永瀬くんの発言、今後はよく出てきます。永瀬くんは「海人は落ち込みやすい」という印象を強く持ってるんじゃないかな、と個人的には思っています。

ちなみにこの年には他にも対談があり、そこではこんな話をしています。

海人:俺と廉は双子系男子って感じかなー。ねぇ、廉?

永瀬:(双子発言無視で)俺なぁ、海人に対して思ってることが一つあってなぁ。気になってんねん

海人:えー。何なに?

永瀬:ある雑誌では、俺が一番頼れんねんみたいなこと言ってて、他の雑誌では紫耀が一番頼れるって言ってて。…どっちなん!?

海人:だからー、あのね

永瀬:俺、これずっと言いたかった

海人:はいはーい! 理由あります。俺にとって、紫耀と廉は頼れる面が違うの

彼氏に二股がバレて、責められているみたいな空気ですが…。

海人:2人とも何でも話せる存在だよ。そこは一緒。で、紫耀はね、守ってくれる感じ。ほら、前に俺が酔っぱらいに絡まれそうになったときに紫耀は守ってくれたりさ

永瀬:それで、俺は何なん?

海人:廉は一番近い感じ。ファンのみんなは分かってくれるはずや

永瀬:でも、俺は分からんな!

海人:怖い(笑)。一番近くに感じてるから、廉には俺、自分のこと結構、際どいことまで話してるよ

永瀬:あ! そやな(一気に顔が華やぐ)。俺、めっちゃ相談されてるもんな~

海人:でしょ。同じこと紫耀には相談してないよ

永瀬:お、俺のが強いやん♡

海人:紫耀は外敵から守ってくれて、廉は内的な支えみたいな

永瀬:そういうことね。納得! やっと解決したわ。俺、気になって、3日間ぐらい寝られんかったからな

海人:それは盛ってるでしょ(笑)

――週刊ザテレビジョン 2015年No.44

ここで海人くんが使った「一番近い」という言葉が、れんかいの関係を端的に表している気がしています。(冒頭でも言ったように、永瀬くんとの関係を話す際にはよく年齢が近いことも挙げていますし、年齢が近いから話しやすいといった発言もよく見られます)

あとこの対談の永瀬くん、今では考えられない必死さで平野くんと張り合ってるのが面白くて個人的にとても好きです。

 

2016年の話

Mr.KINGとしてコンサートや舞台で精力的に活動することになるこの年、永瀬くんが海人くんを「落ち込みやすい」「考えすぎ」などと話すことや、相談に乗っていると話すことが増えてきます。

(○○は超純粋!)パッと思い浮かぶのは海人やな。ちょっとのことで、すぐ落ちこむところがあんねんな。オレからすると”そんなに深く考えんでいいのに”って思うくらい、ピュアなハートを持ってる。

――Wink UP 2016年7月号

平野:海人は落ち込むと広いレッスン場のすみっこで体育すわりしてるもんね。

髙橋:ダンスがうまく踊れないだけで、"すべてが終わる"くらいヘコんじゃう。

永瀬:考えすぎやって(笑)。

海人:そういうときに、ふたりに相談すると、気分が晴れるんだよ!

永瀬:相談されながら食事に…だから海人の分までオレらが払っちゃうのか!

――Duet 2016年7月号

永瀬:オレは最近、海人のいろんな相談によく乗ってるよね。

海人:うん。廉はどんな相談にも、しっかりこたえてくれるから頼りになる。

永瀬:ははは! なぜか、海人の友だちの相談まで乗ってあげたよね。

海人:うん(笑)。でも、オレは紫耀と廉に相談されたことがない…なんで?

平野:オレはひとりで解決するタイプだから。だってオレ、大人だから!(ドヤ顔)

永瀬:オレは海人には相談はしないけど、"こういうことがあった"という報告はするよ。

――Duet 2016年10月号

冒頭に挙げたsteadyでも近況報告をすると永瀬くんが話していましたが、それはこの頃から変わりないようです。

海人くんからの発言としてはこういったものも。

廉は、オレが困ったときにいつもさりげなく助けてくれる人なの。

――POTATO 2016年12月号

2015年に引き続き相談したりされたりしている様子は見受けられますが、この年は深く入り込んだ発言はあまり見当たりませんでした。

 

2017年の話

実質ジュニアとしての活動最後の年。3人での活動期間も長くなってきて、メンバーひとりひとりについて話すインタビューも多かった印象です。

個人的に特にぐっときたのが、永瀬くんのこの海人くんへのメッセージ。

海人のことをいつもイジってるけど、イジるのは俺の愛だってわかってくれてるよね?(笑) 愛だから! たま〜に自分でもイジりすぎ!?って思うときがあるけど、笑って受け止めてくれてありがとう。海人のことは、なんかほっとけないの。守ってあげたくなるんだよなぁ。目の前に海人がいたら絶対に言わないけどね!

――QLAP! 2017年2月号

目の前に海人がいたら絶対言わない、と言っていますしこれ以降こういった主旨の発言は出ていませんが、こんな風に思ってくれていたんだ、と初めて知って驚いたのをよく覚えています。

ちなみに、海人くんから永瀬くんへのメッセージはこんな感じでした。

廉は優しい。全部優しい! 彼女が彼氏の好きなところを「全部!」って言うのと同じだよ。オレは、3人で笑ってるときがいちばん幸せ。廉と紫耀が笑顔だと自分も笑顔になるもん。3人でいるとくだらないことでいつの間にか笑ってるよね。イジられるのも、一周回って愛されてるなって思ってるよ。オレ、わかってるからね!

――QLAP! 2017年2月号

過去にはイジりすぎ、もっと優しくしてほしいといった発言もしていましたが、この頃にはそれも受け入れられたようです。

少し後には、海人くんが困ったときに相談する相手として永瀬くんを挙げています。

(本当に困ってどうしようもないとき、いちばん最初に相談するJr.は誰ですか?)

廉かな~。

――Myojo 2017年10月号

またこの年、ポポロではひと月にひとりずつメンバーにフィーチャーしたインタビューが掲載されていました。

海人はいつも明るくて元気いっぱい! みたいなイメージがあると思うけど、実は意外にネガティブ(笑)。だからふたりでごはんに行くと、大体俺が海人の悩みを聞くことが多い。仕事のこともプライベートのことも、俺が答えられることはアドバイスしてるよ。海人が素直に話してくれるから、そのときだけは俺も真剣にね。ただ、そのごはん会が開催されるのは俺の気分次第(笑)。そろそろ海人としゃべりたいな~って俺が思ったら、海人を誘うって感じやから、マジで不定期。そういえば、最近は海人とごはん食べに行ってないな~。6月の終わりに行ったのが最後やから、そろそろ海人のネガティブが爆発する前に(笑)、海人のことを誘わなきゃなって思ってる。ああ見えて海人は自分から誘うのが苦手やねんって。それも海人の悩みのひとつみたいやけど。俺も昔は人見知りだったから海人の気持ちはわかる。とりあえず気にせずにどんどん誘ってみたら? みたいな話をしてるよ。

俺と海人の関係を言葉にするなら、「双子」。紫耀は海人のよき遊び相手で、ふだんからしょっちゅう遊んでるけど、俺はあんまり海人に干渉はしない。でも、海人に何かあったときは俺が話を聞かなきゃなって思うし、俺も海人としゃべりたくなるから。あんまり考えたことはなかったけど、俺と紫耀の海人に対する役割は結構違うのかもしれないね。

――ポポロ 2017年10月号

前述のエピソードでも見られましたが、永瀬くんが「気持ちはわかる」と言ってくれるの、とても好きです。不安があるときに打ち明けた相手がそう受け止めてくれるのは、きっとすごく安心するだろうなと思うので。

ここでの「海人に何かあったときは俺が話を聞かなきゃな」という思いは先述の「ほっておけない」「守ってあげたくなる」という気持ちともつながっているのかな、と個人的には思っています。

そして、永瀬くん編での海人くんのインタビュー。

廉は俺たち3人のなかで、いちばん変わったと思う。昔はお菓子の取り合いでケンカしまくってたけど(笑)、大人になったよね。みんなではしゃいでいるときもひとりだけ客観的に見てるところや、仕事の考え方も大人。オレは精神年齢が中3くらいで止まっちゃったから(笑)、年相応に成長していく廉とどんどん年が離れていくような気さえしてる(笑)。廉とは大体ダル絡みばっかりしてるけど、意外とふたりになると真剣に仕事のことも話し合うよ。俺が悩んでると焼き肉に連れて行ってくれて、2~3時間語り合ったり。廉もスタッフさんたちを交えた話し合いのなかで疑問に感じたことを「俺は違うと思うねんけど、海人はどう思う?」って俺に聞いてくれたり。そういうときは、廉に認められてる気がして実はちょっとうれしいんだ。俺と廉は仕事への考え方が似てる部分があるのかな? って勝手に思ってる。だからこそ、俺のなかでは廉はずっと頼りになるお兄ちゃんなんだ。

――ポポロ 2017年11月号

海人くんが「俺と廉は仕事への考え方が似てる」と思っていることも、永瀬くんによく相談を持ちかけることに繋がっているのかもしれません。

以前より海人くんが永瀬くんに相談するという話はよく挙がっていましたが、このインタビューで海人くんが永瀬くんを頼りにしているだけでなく、永瀬くんにも話を聞かないといけないという意識があることがわかりました。

振り返ってみると、私はこの頃から2人の見方が少し変わったのかもしれません。海人くんは平野くんや他の先輩を頼ることもありましたが、永瀬くんが海人くんの話を聞くことを意識してくれているのだと知って、2人がご飯に行ったりしている話を聞くとどこか安心するようになったのだと思います。

 

そしてこの企画は2017年夏のものなので、この時点でデビューは決まっていなかったのでしょうが、タイミング的にMr.KINGというユニットの形がなくなる前の総括のようなものになりました。

今となっては3人がMr.KINGとして過ごした期間よりもKing & Princeとして過ごした期間のほうが長いですが(ユニット名がついていなかった2014年から数えると同じくらいになりますが)ジュニアで長く一緒に活動してきたことで、少しずつこの関係性が形成されたのでしょう。

 

2018年以降の話

このブログの主題である「れんかいの信頼関係はどうやって築かれてきたのか」についてはここまでで振り返ることができたかなと思うので、ここからはデビュー後の関係性が垣間見えるエピソードを列挙します。

髙橋:正直に言って2人と活動すること、一緒にいるのが怖すぎた時期もあった。

岸:怖かったの?

髙橋:うん、2人がすごすぎてそれに比べて俺はどう思われてるんだろう? っていう被害妄想しかしてなかった時期もあったよ。でもね、紫耀と廉がずっとマイナス思考だった俺を支えてくれてたの、特に廉が。

岸:廉なんだ!

髙橋:そう、ネガティブになる俺を廉がずっと励ましてくれていたから今の俺があると思ってるんだよね。はたから見たら紫耀と廉がシンメで俺だけひとりぼっちに見えていたかもしれないけど、2人はそう思ってなかったから。

――月刊TVnavi 2018年5月号

「ずっと励ましてくれていたから今の俺がある」という言葉、すごく頼りにしてたんだなと感じられてとても好きです。

(Q.海人くんはいろんなメンバーに悩み相談をしていますが、どうやって相談相手を決めてるんですか?)

メンバーの中でいちばん年令が近い廉。感覚が似てるみたいで、よく相談するよ。

――Myojo 2018年10月号

実はこの質問を投稿したのは私なんですが、この頃演技の相談は岸くんにしていたりしたので物事によって頼る人が違うのかな?と思っての質問でした。思っていたのとは違う回答でしたが、海人くんにとって相談相手といえば永瀬くんなんだろうな、と改めて思いました。

この前、海人から「話を聞いてほしい」って悩み相談の電話がきたんだけど、友だちとごはんを食べてたからゆっくり聞けなくて。ほんまゴメン!! 今度じっくり話を聞く時間をつくらないとね。

――ポポロ 2018年8月号

以前の「海人に何かあったときは俺が話を聞かなきゃなって思う」という言葉が思い出されます。

海人は二十歳になって一緒に行けるご飯のお店が増えたのが変わったことかな。おいしいものを勧めたりもするし。デビューからの1年でそこは変わったね、お互いに。大人としての付き合いができるようになった。でも話す内容は変わらんよ。いつも通りテキトーっす(笑)。ただ、夜ご飯に行ってじっくり話せるようになったから、さらに深いところまでというのはあるな。

――月刊TVfan 2019年8月号

廉とは最近、プライベートで飲みに行く機会が増えたね。そこで大人な話とかもして、今までとはまた関係が変わってきた感じがして嬉しい。その密な関係を舞台でも発揮していこうね。

――月刊ザテレビジョン 2020年1月号

廉とは、最近よく2人でご飯にいきます。2人とも20歳になったから、いい感じのお店に行って、雰囲気に任せて深い話をしたりすると、僕たちと大人になったんだなぁって思います

――女性自身 2019年12月17号

成人してからは、深い話をするようになったとよく口にしています。具体的な話は出てこないので詳細は不明ですが、ここもまたひとつのターニングポイントになっているのかもしれません。

 

個人的に好きな話

最後に、本筋から少し外れるけれど個人的に紹介しておきたいエピソードをいくつか。

これは私の憶測も多分に含んでいるので話半分というか、そんな捉え方もあるんだくらいの感覚で受け取ってほしい話ですが。

なんかあいつさ最近さあ、パーマとかあてだしちゃってさあ、しゃきってるけどさあ…すごいね…でもかっこいいからいいと思う。あの感じね。

――King & Prince永瀬廉のRadio Garden(2020/4/2放送)

2020年初めの海人くんのパーマヘアはファンの方ならご存知かと思いますが、なかなかに不評でした。

(今年放送の関ジャムに出演した際に海人くん自身もファンから不評だったと発言しています)

私個人としても他のビジュアルのほうが好みではありましたが、あまりに不評の声が目立つので海人くんの耳にもある程度届いているんじゃないかと少し気にしていました。

そんな中で、庭ラジで永瀬くんが上記の発言をしてくれて。

はっきり「かっこいい」と褒めてくれたことに、なんだかとても安心しました。

海人くんがネガティブだったりあまり自分に自信がなかったりすることは十分知っていて、そういうところも応援したくなるところではありますが、いちファンが直接励ましの声を届けられるわけもなく。

なので身近にいる永瀬くんが褒めてくれて(永瀬くんが不評を知っていたかは定かではありませんが)ちゃんと近くにこうして肯定してくれる人がいるんだな、と実感できて安堵した出来事でした。

 

あともうひとつ、れんかい本人からの発言ではありませんが個人的に好きなエピソード。

海人はMr.KINGの中でも活動歴が浅いことに悩んでで、考えすぎてるところがかわいかったな。永瀬がいるときは「そこもおまえのいいところだよ」ってなぐさめてて、いいユニットだなって思ったよ。

――?(恐らく2017年)

(当時トラジャの梶山朝日くんの発言です/26.1.19追加)

海人くんが永瀬くんに相談をするようになった、永瀬くんが海人くんの話を聞くようになった流れは前述の通りですが、その中でどんなことを話しているのか詳細が明らかになったのは恐らくこれだけです。

ひとつ前のエピソードでもそうでしたが、はっきり肯定してくれているんですよね。

活動歴が浅いこと、ファンが少ないこと、関西から来た2人に混ざることへの不安など、海人くんが抱えている不安や悩みを吐露することはファンが見聞きできる範囲でも何度もありました。

それをこうしてメンバーである永瀬くんが聞いて励ましてくれているのは、やっぱり安心します。

 

前述のエピソードで永瀬くんも自分と平野くんの役割は違うのかもしれないと話していましたが、メンバー(もちろんそれ以外の人とも)とはそれぞれ異なる関係を築いています。

(海人担なので海人くん絡みの話になりますが)怖い人からは守ってくれて、時には一緒にはしゃいでくれるお兄ちゃんのような平野くんとの関係も、入所してすぐは尊敬する先輩で今は不仲を演じてみたりしている岸くんとの関係も、ジュニアの頃から平野くんや森本慎太郎くん達と一緒に遊んでいてデビューしてからは2人でご飯も行くようになった神宮寺くんとの関係も、どれも好きです。

 

けれど私は自分達のことを「双子」と称する、仲間であり友達のような、兄弟のようなれんかいの関係が特に好きなので、改めて過去を振り返りました。

長く一緒に活動する中で築かれたこの関係を、これからも見守っていけることを願っています。